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花を撮る

■ 花を撮る

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いろんな色や形がある花。
普段何気なく見ている花や見過ごしている花を、マクロレンズで覗いてみると新たな魅力が発見できたりします。

そんな色彩豊かな花のマクロ撮影の撮り方を紹介します。
花の撮影の参考にしてくださいね。




 □ 花の撮影ワンポイントアドバイス

・一歩近づいて大きく写してみよう
・一番キレイな花を選ぼう。
・花をいろんな角度(アングル)から見てみよう。
・絞りを開いて写してみよう。
・明るさを色々試してみよう。


 □ 必要な機材や便利なグッズ
○=必要  △=あると便利

カメラ:○
マクロレンズが使える一眼レフカメラ。
フィルム・デジタル一眼など。


レンズ:○
100mmや200mmなどのマクロレンズ。
クローズアップレンズなどがあれば標準レンズでもOK。


クローズアップレンズ:△
マクロレンズがなくてもこのフィルターをレンズに付ければ
ある程度近づいて大きく写すことが出来ます。虫眼鏡みたいなフィルターです。
No.1やNo.3などがあり、数字が大きいほど大きく写せます。


接写リング:△
レンズとカメラの間に取り付ける筒状のもので、
レンズの繰り出し量が増えて接近できるようになります。
自動露出(AE)などが使えなくなる機種もあります。


三脚:△
マクロ撮影はブレやすいので、三脚はほしいです。
出来るだけ低く設置(ローポジション)できる三脚が向いています。
小型の三脚でも使えます。


レリーズ:△
やはりブレやすいので欲しいです。
マクロ撮影ではわずかなブレも大きく拡大されて写ります。
三脚を使う場合は必要です。


レフ板:△
影の部分を明るくするのに使います。
アルミホイルをクシャクシャにして
板などに張り付けるなどして自作もできます。
私も自分でつくったモノを使用しています。
もしくは白い板でもあまり反射しないですが代用できます。


アングルファインダー:△
ファインダーからの像を直角に折り曲げて、
上から覗けるようにするアクセサリー。
低い位置での撮影が多いのであったほうが便利です。


 □ 花の目線になってみる

まずは花と同じ目線で写してみましょう。
上から写したのでは土などの地面が写ってしまい複雑になりますが、
低い位置から(ローポジション)から撮ることで背景がよくなります。

それに低い位置から見てみると、花の表情が良くなります。
上から見下ろすだけではなく、しゃがんでじっくり見てみましょう。


左の写真は花と同じ目線までカメラを下げて撮影した作品です。この花は比較てき背が高いので三脚を低くセットして撮影しました。もっと低い位置だと三脚はセットできないので手持ち撮影になります。ファインダーをのぞくのが難しくなるので、アングルファインダーなどを使うと撮影しやすくなります。

(私はアングルファインダーを持っていないので、いつもキツイ体制で覗いています・・・。早くほしい!)

 □ いろんな角度から見てみる

最初に見つけた位置からだけではなく、
上から見たり(ハイアングル)下から見たり(ローアングル)
回り込んだりしてみて、花の表情が良くなる位置を探してみましょう。

撮影ポジションを変えると同時に光の角度も変わります。
光のあったっている方向が変わるだけでも印象が大きく変わります。
被写体の正面から光が当たる順光、
後ろからの逆光、横からのサイド光などなど。

きっといい表情のが見つかりますよ。


 □ 背景を意識する

きれいな花だけ写しても、背景がダメだといい写真は撮れません。
花だけではなく、背景(バック)も意識してみましょう。
主役(花)だけではなく、背景もとても重要です。


緑の植物をバックにして写すと、背景がグリーンになります。

他にも青空をバックにしたり、紅葉をバックにしたり、
他の花をバックにしたりと様々です。
背景に日陰などの黒いバックを持ってくると、花がより引き立ちます。

綺麗な花をさがすのではなく、
いい背景を先に見つけるのもいいかも知れません。

どの背景がいいという決まりはないので色々試してみて下さい。

 □ 一歩近づこう

一歩花に近づくだけでだいぶ印象が違ってきます。

まず近づくことで花が大きく写り、
主役であることがはっきりしてきます。

そして花の前後が大きくぼけてきて、
主役である花が引き立ちます。


 □ レフ板を使ってみる

レフ板を使って花の影を明るくすると、
コントラストがやわらかくなります。

やり方は簡単。
花を見ながらレフ板の角度を調節して、
影の部分を明るくするだけです。



 □ 雨上がりや曇りの日に撮ってみる

晴れの日が似合う花もありますが、
花の撮影は晴れているときだけじゃありません。

雨上がりは花に水滴が付いていてとてもキレイですし、
曇りの日は花を撮るには絶好の日です。

曇りの日の光はとても柔らかく、
やわらかい色合いで写すことが出来ます。

晴れの日だけではなく曇りや雨の日でも積極的に写してみましょう。


左の写真は雨上がりに撮影した作品です。雨にぬれた花びらがすけていました。雨にぬれ雫をまとった花は晴れている人は違った表情を見せてくれます。





 □ 絞りを開いてみよう

花のマクロ撮影では絞りを絞り込むより、
開放で背景をぼかすといい結果になります。

絞りを開放で(開いて)撮ると
バックがキレイにぼけて主役の花が引き立ちます。

必ずしも開放、というわけではないのですが、
あまり絞ってしまうとバックがハッキリしてきて
複雑な背景に花が溶け込んでしまいます。

マクロ撮影などの近接撮影では、
絞りをおもいっきり絞っても(F22など)
背景をシャープに写すことは出来ません。

ですのであまり絞らなくてもいいのです。
絞るとしてもF8ぐらいまででしょうか。


写真は絞りを開いて後ろの葉をぼかして撮影した作品です。複雑な背景が緑一色でボケて、手前の花が浮かび上がりました。手前のはもぼかして前ボケてして取り入れています。



 □ 露出補正

白い花などを画面いっぱいに写すと、
カメラが明るすぎると判断して暗く写してしまいます。

カメラの露出計は反射率18パーセントを基準にしています。
ですので、それよりも明るい(反射率の高い)白や、暗い(反射率の低い)黒は、
カメラがグレー明るさに近づけて写してしまいます。

カメラの露出計はそれが白いのか黒いのかは判断できないので、
この間違いを補正してやります。これが露出補正です。



白や黄色い花はプラス側に0.5〜1.5段ぐらいの補正。

濃い紫などの花はマイナス側に0.5〜1段ぐらいの補正。

これらの補正量は花が画面いっぱいの場合です。
白い花でも背景の割合によっては、マイナス補正になる場合もあります。
明るさを変えて何枚か撮ってみましょう。

 □ 前ボケを入れてみる

前ボケとはピント位置から手前のボケのことを言い、
ピント位置から後ろのボケを後ぼけて言います。

手前にほかの花などの前ボケを入れて、
彩りをくわえて主役の花を引き立てて見ましょう!

また、画面の何もないところに前ボケを入れることで
バランスをとることも出来ます。


左の写真は、手前にほかのツツジの前ボケを入れて写した作品です。下半分の何もないところに前ボケを入れることでバランスもとれて、華やかな写真になりました。


前ボケは前ボケに使いたい花をレンズのすぐ手前に持ってくることでキレイにボケます。
いろいろ撮影位置を変えてみて、前ボケがきれいに見える位置を探してみましょう。
 □ 多重露出でソフトフォーカス

多重露出とは一枚のコマに二回光を当てて
(シャッターを切って)合成することです。

多重露出は出来るカメラと出来ないカメラがあるので
説明書なので調べてみてください。

この多重露出を使って花をソフトに写してみましょう。
まず一回目はピントを合わせて、
二回目はピントをはずしてボカして撮ります。

こうすることでピントがあった写真と
ぼかした写真が合わさりソフトフォーカスの写真が出来上がります。

左の写真もピントを合わせたアジサイを先に写して、二回目の露光でピントをはずした(ピンボケ)の写真を撮影しました。こうすることでソフトフィルターを使わなくてもソフトに写すことが可能です。


多重露出をすると(画像)光が重なるのでその分明るくなります。
状況にもよりますがマイナス補正が必要になってきます。

補正量は二回の場合が-0.5ほど、
3回ぐらいで-1ぐらいが目安だと思います。


多重露出は撮ってからのお楽しみ。
いろいろ遊んでみてくださいね。

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